当社は初代、岩崎政一が明治35年より地元で取れた魚を手仕事で蒲鉾(すぼ巻と竹輪)を作り行商を行ったことから始まります。
明治の末より大正にかけては長崎の公設市場(長崎市築町)で販売を行い、当時は『おミヤさんかまぼこ』という名称で親しまれておりました。
二代目、初一は深堀で製造した蒲鉾を昭和の初め頃には上海まで南洋行船(長崎丸)で行き販売していましたが初一が昭和16年5月、満州(牡丹江)へ出兵することになり、後は妻、ハツエが深堀のお店を守ってまいりました。
昭和32年、三代目として裕美が代表となり、平成２(1990)年、創業90周年を迎え、平成６(1994)年、現在の四代目、健が代表を務めております。
そして平成14(2002)年４月、創業100周年を迎え現在に至ります。
先代から引き継いだ『目の届く範囲で商いを』をモットーに品質にこだわり地元、深堀で全てを手作りで朝は４時から蒲鉾を製造し、40数店に卸しています。
現在は四代目になる岩崎健が毎朝早くから石臼で丹念に練り上げ、全国の皆様に親しまれております。
深堀はペーロンも有名で二代目の頃から地区の副会長として精力的に活動を続けてます。 |
