石丸文行堂の始まりは、初代石丸国吉が1883(明治16)年3月に長崎市勝山町に筆墨製造販売を中心とする文具店を開業したことに遡ります。
その後、1888(明治21)年9月に東濱町18番地に移転し、文行堂石丸商店に改称しました。
1902(明治35)年、石丸文行堂と改称した後、1904(明治37)年9月、東濱町16番地(現在地)を購入し移転しました。
1933(昭和8)年3月には鉄筋コンクリート造りの3階建ての新店舗を竣工しました。当時、鉄筋コンクリートの建物は少なく話題を呼びました。法人に改組したのは1935(昭和10)年8月で二代目忠兵衛の時です。
1968(昭和43)年2月、出来大工町39番地にビルを建設し、商事部門を浜町から移転、1973(昭和48)年8月、その商事部門を分離し株式会社イシマルを設立しました。
1982(昭和57)年7月、長崎大水害により床上180cm浸水という未曽有の災害に見舞われましたが、その苦難を乗り越え、翌年の1983(昭和58)年3月、創立100周年を迎えました。その時に鉄筋6階建てに増改築、ロゴマーク、社章、包装紙等を一新しました。
その後、1996(平成8)年3月イズミ夢タウン筑紫野に出店したのを皮切りに同行橋・中津、長崎の夢彩都、佐賀とショッピングモールへの出店を続けています。 |