カステラ本家 mサ屋
本店外観
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福砂屋本店
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創 業:
1624年(寛永元年)
代 表:
殿村 育生
取扱商品:
カステラ・オランダケーキ・手づくり最中
所在地:
〒850-0904 長崎市船大工町3−1
TEL 095-821-2938
ホームページ
http://www.castella.co.jp
mサ屋縁起
弊社は、寛永元年(1624年)の創業以来、長崎カステラの製法を永々、家伝継承しております。
寛永の初め頃、日本人とポルトガル人は長崎の街中で親しく交流しておりました。初代 mサ屋は、ポルトガル人からカステラづくりを伝えられる契機があったものと思われます。
江戸時代の商標や引札が集められた『諸国板行帖』では、店舗は五代頃まで引地町にありました。
今の船大工町に移転したのは、六代市良次事大助のときで、丸山や唐人屋敷も近く、賑わいをみせておりました。
十二代清太郎は、卵に工夫を凝らした『白菊』『黄菊』『五三焼(ごさんやき)』の特製カステラを作り上げました。
十三代為太郎の代には、宮中御買上げの栄に浴し、十四代史郎の際には戦中戦後の混乱期にあたりましたが、昭和24年、天皇陛下が長崎ご臨幸になり、カステラ献上を機に生産を再開いたしました。
昭和27年には、東京支店を開設。昭和52年、本社多良見工場を完成。昭和58年には福岡支店を開設。平成4年には大村工場を完成。長崎カステラの本家として今日に至っております。
mサ屋のカステラの特徴・「別立法」
ひとりの職人が別立法で最後まで仕上げていきます。
別立法とは、厳選された卵を手割りで白身と黄身に分け、まず白身を十分に泡立て、その後に黄身と双目(ザラメ)糖を加え、上白糖、水飴、そして小麦粉と順次混合撹拌して、入念に生地を仕上げる手間のかかる製法をいいます。
焼き上げてからは、一昼夜成熟させ、甘味の戻りといいますが、さらに甘味とコクを引き出していきます。量産はできませんが、この長崎カステラの独特の感触、懐かしい風味を mサ屋だけが守り続けています。
カステラ本家 mサ屋 主人敬白
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