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創   業: 1642年(寛永19年)
代   表: 馬場 馨
業   種: 料亭
主な取扱商品 卓袱料理・会席料理
店舗所在地: 〒850-0902 長崎市丸山町2-1
TEL 095-822-0191
ホームページ http://www.ryoutei-kagetsu.co.jp/
 
 
 
弊店の創業は1642年、花月はもと引田屋といい、その庭園にあった亭(ちん)を花月楼といっていましたが大方清雅により崎陽随一の酒楼と喧伝されるに及び、ついにはこの名を採って店名としました。開業は今から358年前となります。敷地は、丸山町・寄合町・中小島の三か町におよび、当時家運の隆盛とともに拡げられ、そこに家屋が新築されるたび世間から賞賛されたと伝えられています。
当時はオランダ人や唐人達の丸山見物の際には、花月に必ず立ち寄ったといわれています。シーボルトと其扇(そのぎ)の関係は有名。また、文人墨客の訪れも多く、頼山陽、武元登々庵、田野村竹田等、花月において当時の珍奇な風物を賞し、長崎独特の風流を愛しました。
幕末には、明治維新の志士達が花月に出入りしました。大広間(龍の間)に残る刀痕は、松本良順と遊びに来た坂本竜馬が残したものだといわれています。また、英国人水兵の暗殺された事件では、海援隊の仲間に嫌疑がかかったため、竜馬が長崎奉行所に苦情書を差し出した下書きが掛け軸にして今も残っています。
長崎県の指定史跡(昭和35年指定)である花月は来年(2012年)で創業370年を迎えます。時代に流されないその姿は今もなお守り続けられ、その文化を次の世代へと語り続けます。
 
春雨の間
日本で最初の洋間【春雨の間】は紅色の背景に描かれた花鳥画が天井を飾り、中国の様式を取り入れた窓、そしてタイル貼りの床とその斬新なデザインは今でも新鮮です。当時からのその艶やかさを保つ姿は実に美しいものです。
 
竜の間
日本最初のカンパニー(商社)として坂本竜馬を中心に慶応元(1865)年結成した【亀山社中】。
そしてその竜馬が長崎を訪れた際に通っていた【花月】。
この双方の関係は大変深いものがあります。花月内に今も残る【竜の間】は竜馬のお気に入りの部屋だったそうです。
大きな夢を抱き激動の幕末の世を維新の為に駆け抜けていった竜馬は、この部屋で何を感じ、どんな熱き浪漫を語っていたのでしょう。
その他にも、数々の著名人が花月を訪れています。シーボルトや勝海舟ゆかりの部屋など、ここは歴史の宝庫です。資料館には、花月に縁のある向井去来や頼山陽などの、当時の様子がしのばれる書画等が展示されています。
ここも一見の価値有りでしょう。 
 
上記のように様々な歴史を生み出し、彩りを添えた花月のいずれのお部屋でもご堪能いただけるのはやはり【卓袱料理】です。

卓袱料理とは、日本料理に中国とオランダ料理の三位一体で融合して生まれた長崎ならではの料理です。
まず「おひれをどうぞ」という言葉が女将さんからかかるまで食べてはいけません。
【おひれ】とはお雑煮風に仕立てられたお吸い物のことです。このお吸い物が、これから始まる料理のスタートとなります。これは一尾に一つしかない胸ひれを出すことで、頭から尾ひれまで、まるごと一尾の鯛でおもてなしするという心意気を表しています。
 この由緒ある料亭の味を堪能するには、どうしても若い方々には敷居が高く感じられてしまうでしょう。しかし、女将さんは「長崎の歴史をたくさんの方に味わっていただきたい、肌で感じて欲しい」と手軽に楽しめるお昼の膳もご用意されています。
 
 

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